
キリスト教の聖書の世界は、史実に基づいたフィクションで語られる真実、伝説そのものでしょう。
そのなかでも象徴的な物語に「ノアの方舟」があります。
ノアの方舟は、旧約聖書の「創世記」の6章~9章に登場します。
世界を呑み込んでしまう大洪水が起こり、主人公ノアとその家族、多種の動物を方舟に乗せて災害を乗り越えて生き残ったという物語です。
ノアの方舟がたどり着いたところは、今のアララト山(現在のトルコ共和国東端)の山頂、あるいは山腹だと記されています。またアララト山にノアの方舟の痕跡を見たと証言する記述が、昔から今に至るまで多く残っています。
ノアの洪水は、聖書研究者など多くの見解では西暦前2370年に起こったとされています。
旧約聖書内の記述から、実際に多くの学者や冒険家たちによって、この方舟の捜索がなされてきました。
現在までに、アララト山に漂着したとされる方舟発見痕跡を発見したという報告が何例かありますが、客観的に実証されてはいません。
古くは、紀元前3世紀に、バビロニアの歴史家ベロッソスが書き残していたり、13世紀には、マルコ・ポーロが『東方見聞録』の中で言及しています。
戦後、米国の軍事衛星による撮影でCIA内部でも実在説があるといわれています。
また、古代の大洪水にまつわる伝説や神話は、世界中に存在して、その発生の事実性を主張したり、科学的に論証しようとする学者や、研究者も多くあります。
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